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【ボート君の研究】
枠番と人気順位を組み合わせると、舟券の見え方は変わるのか?

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枠番と人気順位を組み合わせると、舟券の見え方は変わるのか?

今回は、2026年1月〜6月のデータをもとに、三連単の人気順位をさらに細かく分解してみました。

これまでの研究では、「1人気」「2人気」「10人気」といった人気順位そのものに注目してきました。 しかし今回は、そこにもう一つの視点を加えています。

それが、その買い目の筆頭に来る枠番です。

たとえば、同じ10人気の買い目でも、

  • 1枠が筆頭の10人気
  • 3枠が筆頭の10人気
  • 6枠が筆頭の10人気

では、意味合いがまったく違う可能性があります。

1枠が筆頭であれば、比較的自然な人気のつき方かもしれません。 一方で、6枠が筆頭に来る買い目が上位人気、あるいは中穴人気に入っている場合、それはかなり特殊なレースである可能性があります。

そこで今回は、「枠番」×「人気順位」という切り口で、回収率や生起回数を確認してみました。


まずは全体像:1枠筆頭が圧倒的に多い

まず、2026年1月〜6月の合算データで、筆頭枠ごとの生起回数を確認します。

筆頭枠 生起回数
1枠筆頭 23,599回
2枠筆頭 2,028回
3枠筆頭 1,120回
4枠筆頭 683回
5枠筆頭 176回
6枠筆頭 128回

当然ですが、1枠筆頭の買い目が圧倒的に多くなっています。

ボートレースでは1コースが有利とされるため、三連単の人気買い目でも1枠が筆頭になるケースが多くなります。 この点は、感覚的にも自然な結果です。

ただし、今回面白かったのはここからです。

単純に「1枠が強い」「人気上位が強い」という話ではなく、 筆頭枠によって、同じ人気順位でも回収率の見え方がかなり変わることが見えてきました。


1枠筆頭は堅いが、回収率は伸びにくい

まず、1枠筆頭の買い目を見てみます。

1枠筆頭の人気順位 生起回数 回収率
1人気 2,793回 0.81
2人気 2,201回 0.81
3人気 1,686回 0.77
4人気 1,452回 0.80
5人気 1,225回 0.80

1枠筆頭は生起回数が多く、人気上位にも多く出現します。

しかし、回収率を見ると、おおむね0.8前後に収まっています。

つまり、

1枠筆頭は当たりやすいが、人気に吸われやすい。

という見方ができます。

これは非常に重要です。 「1枠から買えば安心」という感覚はありますが、買いやすいものは多くの人が買います。 その結果、回収率としては大きく伸びにくい構造があるのかもしれません。


3枠・4枠筆頭の中穴帯に、歪みが見える

今回、もっとも研究として扱いやすいと感じたのは、3枠筆頭・4枠筆頭の中穴帯です。

6か月合算で、生起回数がある程度あり、回収率が100%を超えていた主な候補を確認します。

筆頭枠 人気順位 生起回数 回収率 見方
4枠筆頭 14人気 28回 1.49 かなり派手。ただし月別のブレは大きい
3枠筆頭 28人気 21回 1.39 中穴以上の妙味候補
4枠筆頭 18人気 20回 1.33 4枠筆頭の中穴帯として注目
2枠筆頭 34人気 26回 1.21 大穴寄りの候補
3枠筆頭 22人気 24回 1.19 月別でも比較的見やすい候補
3枠筆頭 13人気 34回 1.11 生起回数がやや多め
4枠筆頭 8人気 29回 1.09 上位人気寄りだが回収率は100%超え

このあたりは、かなり面白いです。

特に、3枠筆頭の13人気、22人気、28人気。 そして、4枠筆頭の8人気、14人気、18人気。

この周辺には、単なる人気順位だけでは見えにくい、枠番込みの歪みが出ているように見えます。

ただし、ここで注意したいのは、単発の人気順位だけを見て「この順位を買えば儲かる」と考えるのは危険だという点です。

たとえば、4枠筆頭の14人気は6か月合算で回収率1.49と非常に高い数字です。 しかし、月別に見るとかなり波があります。

4枠筆頭・14人気 回収率 生起回数
2026年1月 2.32 8回
2026年2月 2.45 6回
2026年3月 1.56 5回
2026年4月 0.67 2回
2026年5月 1.75 6回
2026年6月 0.30 1回

強烈な数字ではありますが、安定しているというよりは、配当の破壊力が出ている印象です。

一方、3枠筆頭の22人気は、月別でも比較的見やすい動きをしています。

3枠筆頭・22人気 回収率 生起回数
2026年1月 1.13 4回
2026年2月 0.79 2回
2026年3月 1.17 4回
2026年4月 1.11 4回
2026年5月 1.21 5回
2026年6月 1.62 5回

もちろん生起回数は多くありません。 それでも、6か月中5か月で回収率100%を超えている点は、かなり興味深いところです。


そして異質なのが、6枠筆頭

今回、もっとも扱いが難しく、同時にもっとも夢があるのが、6枠筆頭です。

6枠筆頭は、そもそもの出現数が非常に少なくなっています。 2026年1月〜6月の合算でも、6枠筆頭の生起回数は128回でした。

6枠筆頭の生起回数
2026年1月 26回
2026年2月 24回
2026年3月 20回
2026年4月 20回
2026年5月 23回
2026年6月 15回

月別に見ると、1か月あたり15回〜26回程度です。 この規模になると、1本の高配当で回収率が大きく変わります。

そのため、6枠筆頭については、

安定性を見る対象というより、異常値や特殊レースの匂いを見る対象

と考えた方がよさそうです。

実際、6か月合算では次のような数字が出ています。

6枠筆頭の人気順位 生起回数 回収率
1人気 13回 1.06
3人気 9回 1.00
9人気 6回 1.30
15人気 6回 1.74
35人気 3回 2.01
42人気 4回 2.84
59人気 3回 3.12
66人気 2回 4.87
114人気 1回 12.44

回収率だけを見ると、非常に派手です。

ただし、生起回数が少ないため、これをそのまま「6枠筆頭は儲かる」と読むのは危険です。

むしろ、今回の結果から読み取れるのは、

6枠が筆頭になる時点で、そのレースはかなり特殊である

ということではないでしょうか。

通常であれば、6枠が筆頭になる買い目は多くありません。 それにもかかわらず、6枠筆頭の買い目が一定の人気順位に入ってくる場合、そこには選手力、モーター、展示、進入、気象条件など、何らかの要素が強く反映されている可能性があります。

このあたりは、単純に人気順位だけを追いかけていては見えにくい部分です。


今回の見方:人気順位は、枠番と組み合わせると意味が変わる

今回の結果から感じたのは、人気順位という数字は、それ単体で見るよりも、枠番と組み合わせた方がずっと面白いということです。

同じ10人気でも、

  • 1枠筆頭の10人気
  • 3枠筆頭の10人気
  • 6枠筆頭の10人気

では、レースの意味が違う可能性があります。

1枠筆頭の10人気は、比較的自然な人気の広がりかもしれません。 一方で、6枠筆頭の10人気は、かなり特殊な評価が入っている可能性があります。

つまり、今回の研究は、

「何人気か」だけではなく、「どの枠が筆頭の何人気か」を見ることで、人気の中身が少し見えてくる

という話になります。


今回のまとめ

  • 1枠筆頭は圧倒的に多いが、回収率はおおむね0.8前後に収まりやすい
  • 3枠・4枠筆頭の中穴帯には、回収率100%超えの候補がいくつか見られた
  • 特に3枠筆頭の22人気は、月別でも比較的見やすい動きをしていた
  • 4枠筆頭の14人気は派手だが、月別のブレも大きい
  • 6枠筆頭は出現数が少なく、安定性よりも特殊レースの匂いを見る対象として面白い

今回の結果だけで「この買い方が正解」とは言えません。

しかし、少なくとも、

人気順位を枠番ごとに分解すると、これまで見えなかった歪みが見えてくる

という手応えはありました。

これは、今後さらに掘ってみる価値がありそうです。


今後掘ってみたい視点

今回のように単独の人気順位で見ると、どうしても生起回数が少なくなり、配当1本の影響を強く受けます。

次に確認するなら、人気順位をレンジ化して見るのが良さそうです。

  • 3枠筆頭 × 20〜24人気
  • 4枠筆頭 × 12〜18人気
  • 6枠筆頭 × 1〜9人気
  • 6枠筆頭 × 10〜29人気
  • 6枠筆頭 × 30人気以上

このようにまとめれば、単発の高配当に引っ張られた数字なのか、それとも一定の傾向があるのか、もう少し見えやすくなるはずです。

特に6枠筆頭については、単独順位ではなく、レンジで見た方が実態に近づけるかもしれません。


データについて

今回の集計は、2026年1月〜6月のデータをもとにしています。

集計では、三連単の人気順位を、筆頭に来る枠番ごとに分けて確認しました。

なお、今回の結果は過去データに基づく研究であり、将来の的中や回収率を保証するものではありません。 舟券の購入は、必ずご自身の判断でお願いいたします。

集計データのダウンロード

今回の集計に使用したデータは、以下からダウンロードできます。

シートは、2026年1月〜6月の合算シートと、各月別シートに分かれています。 月別のブレや、特定の人気順位に高配当が集中していないかを確認する際は、月別シートもあわせてご覧ください。

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