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【ボート君の研究】
枠番は着順にどれくらい影響するのか?

今回は、ボートレースにおける枠番と着順の関係を調査しました。

ボートレースでは「1号艇が有利」「インが強い」とよく言われます。では、実際の着順統計として見た場合、枠番によってどれくらい差が出るのでしょうか。

今回は、2026年1月から2026年5月までのレース結果をもとに、枠番ごとの1着から6着までの生起割合を集計しました。

目次

調査条件

  • 対象期間:2026年1月〜2026年5月
  • 対象データ:BOATRACE公式サイト掲載情報をもとに集計
  • 集計対象:枠番ごとの着順
  • 確認内容:1着〜6着の生起割合と生起回数

なお、ここで扱うのは枠番です。実際の進入コースとは完全に同じ意味ではありませんが、ボートレースの基本的な有利不利を見るうえでは、非常に重要な指標です。

枠番別の着順割合

まず、2026年1月〜5月の全体集計を確認します。

枠番 1着率 2着率 3着率 4着率 5着率 6着率
1枠 55.24% 16.78% 8.97% 7.22% 5.77% 4.70%
2枠 13.40% 25.58% 18.84% 15.60% 14.15% 11.06%
3枠 12.49% 21.55% 20.03% 17.77% 14.67% 12.06%
4枠 9.89% 15.92% 19.32% 19.21% 18.18% 16.06%
5枠 5.94% 12.29% 17.66% 20.08% 21.62% 20.73%
6枠 3.03% 7.86% 15.16% 19.86% 24.31% 28.33%

結果はかなりはっきりしています。

1枠の1着率は55.24%。
つまり、集計期間内では、1枠が半分以上のレースで1着になっていました。

一方で、6枠の1着率は3.03%。
1枠と6枠では、1着率に約18倍の差があります。

1枠は「勝つ枠」になっている

今回の集計で最も目立つのは、やはり1枠です。

1枠の着順 生起割合 生起回数
1着 55.24% 12,782回
2着 16.78% 3,883回
3着 8.97% 2,075回
4着 7.22% 1,671回
5着 5.77% 1,335回
6着 4.70% 1,088回

1枠は、1着率が突出しているだけではありません。

  • 1着率:55.24%
  • 2着以内率:72.02%
  • 3着以内率:80.99%
  • 6着率:4.70%

3着以内に入る割合は約8割。逆に6着に沈む割合は5%未満です。

もちろん、すべての1枠が安全という意味ではありません。しかし、全体傾向として見れば、1枠は明らかに着順面で強い枠と言えます。

6枠は「勝つ」より「届かせる」枠

反対に、最も厳しい結果になったのが6枠です。

6枠の着順 生起割合 生起回数
1着 3.03% 702回
2着 7.86% 1,820回
3着 15.16% 3,509回
4着 19.86% 4,596回
5着 24.31% 5,625回
6着 28.33% 6,557回

6枠は、1着率が3.03%にとどまる一方で、6着率は28.33%あります。

つまり、6枠は「頭で買う」にはかなり厳しい枠です。一方で、3着率は15.16%あるため、まったく無視できるわけでもありません。

この結果を見ると、6枠は勝ち切る枠というより、展開が向いたときに舟券内へ届かせる枠として考える方が自然です。

2枠・3枠は連対圏で存在感がある

1枠ほどではありませんが、2枠と3枠も上位着順でしっかり存在感があります。

枠番 1着率 2着以内率 3着以内率
1枠 55.24% 72.02% 80.99%
2枠 13.40% 38.98% 57.82%
3枠 12.49% 34.04% 54.07%
4枠 9.89% 25.81% 45.13%
5枠 5.94% 18.23% 35.89%
6枠 3.03% 10.89% 26.05%

2枠の2着以内率は38.98%、3着以内率は57.82%。

3枠も、2着以内率34.04%、3着以内率54.07%となっており、上位着順に絡む割合は高めです。

1枠が突出しているため目立ちにくいですが、2枠・3枠も舟券内という観点では十分に重要な枠と言えそうです。

枠が外になるほど、着順は明確に下がる

今回の結果で印象的なのは、枠番が外になるほど、かなり素直に上位率が下がっている点です。

枠番 1着率 6着率
1枠 55.24% 4.70%
2枠 13.40% 11.06%
3枠 12.49% 12.06%
4枠 9.89% 16.06%
5枠 5.94% 20.73%
6枠 3.03% 28.33%

1着率は内枠ほど高く、6着率は外枠ほど高くなる傾向がはっきり出ています。

特に1枠と6枠を比べると、かなり極端です。

  • 1枠:1着率55.24%、6着率4.70%
  • 6枠:1着率3.03%、6着率28.33%

これは、単に「少し内枠が有利」という程度の差ではありません。

ボートレースでは、枠番そのものがレース前から大きな条件差になっていることが分かります。

ただし「枠番だけ」で買えるわけではない

ここまで見ると、「では1枠を買えばよいのか」と考えたくなります。

しかし、そこは少し注意が必要です。

今回の調査で分かるのは、あくまで枠番と着順の関係です。舟券として儲かるかどうかは、オッズや買い方によって大きく変わります。

1枠が強いことは、多くのファンも知っています。そのため、1枠中心の舟券は人気になりやすく、的中しても配当が低くなることがあります。

つまり、今回の結果は「1枠を買えば儲かる」という話ではありません。

むしろ、枠番による有利不利は、舟券を考えるうえで最初に確認すべき基礎条件である、という見方が自然です。

今回のまとめ

  • 1枠の1着率は55.24%で、他の枠を大きく上回った
  • 1枠の3着以内率は80.99%と非常に高い
  • 6枠の1着率は3.03%にとどまった
  • 6枠は6着率が28.33%と最も高かった
  • 枠番が外になるほど、上位率は下がりやすい傾向がある
  • ただし、枠番の強さと舟券の利益は別問題

今回の結果は、これまで調査してきた人気、展示タイム、モーター二連対率などと比べても、かなりはっきりした差が出ました。

ボートレースにおいて、枠番は単なる番号ではありません。

1枠は勝つ枠。
6枠は届かせる枠。

もちろん、実際のレースでは選手の実力、モーター、展示、スタート、天候、進入など、さまざまな要素が絡みます。

それでも、今回の集計を見る限り、枠番はボートレース予想における最も基本的で、最も影響の大きい要素の一つと言えそうです。

集計結果ファイルについて

今回の集計結果は、Excelファイルとして確認できるようにしています。

枠番ごとの1着〜6着の生起割合と生起回数を、2026年1月〜5月の合計および月別に整理しています。

興味のある方は、以下のファイルもあわせてご確認ください。

※集計結果は、対象期間・集計条件に基づく参考データです。将来のレース結果や舟券の的中、収益を保証するものではありません。

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