ボートレースでは、選手の体重も重要な要素のひとつとされています。
特に、体重が軽い選手はボートを動かすうえで有利なのではないか、という印象は、多くの方が持っているのではないでしょうか。
では実際に、体重が軽い選手ほど着順も良くなっているのでしょうか。
今回は、2026年1月から2026年5月までのデータを使い、体重が軽い順に並べたときの着順割合を集計してみました。
体重順と着順の関係を調べる
今回の集計では、各レースの出走選手を体重の軽い順に並べ、次のように分類しました。
- 体重1位:そのレースで最も体重が軽い選手
- 体重2位:2番目に体重が軽い選手
- 体重3位:3番目に体重が軽い選手
- 体重4位:4番目に体重が軽い選手
- 体重5位:5番目に体重が軽い選手
- 体重6位:そのレースで最も体重が重い選手
そのうえで、それぞれの体重順位の選手が、実際に何着になったのかを集計しています。
なお、ここでの「体重1位」は、1号艇という意味ではありません。あくまで出走メンバー内で体重が最も軽い選手という意味です。
体重順位別の着順割合
まずは、体重順位別の着順割合を見てみます。
| 体重順位 | 1着率 | 2着率 | 3着率 | 4着率 | 5着率 | 6着率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 体重1位 | 19.82% | 15.69% | 15.35% | 15.13% | 15.18% | 17.18% |
| 体重2位 | 19.55% | 17.23% | 17.00% | 15.49% | 15.66% | 13.64% |
| 体重3位 | 17.06% | 18.28% | 17.39% | 16.87% | 15.78% | 13.20% |
| 体重4位 | 16.57% | 17.41% | 17.57% | 16.98% | 16.07% | 13.96% |
| 体重5位 | 14.71% | 16.44% | 17.01% | 17.57% | 17.28% | 15.63% |
| 体重6位 | 12.28% | 14.94% | 15.65% | 17.70% | 18.72% | 19.33% |
こうして見ると、かなり分かりやすい傾向が出ています。
体重が軽い側ほど1着率が高く、体重が重い側ほど1着率が下がっています。
特に、体重1位の1着率は19.82%。一方で、体重6位の1着率は12.28%でした。
その差は7.54ポイントあります。
これは、単なる誤差として片づけるには、なかなか大きな差に見えます。
軽い選手ほど上位に来やすいのか
次に、1着だけでなく、2連対率・3連対率として見てみます。
| 体重順位 | 1着率 | 2連対率 | 3連対率 | 6着率 |
|---|---|---|---|---|
| 体重1位 | 19.82% | 35.51% | 50.86% | 17.18% |
| 体重2位 | 19.55% | 36.78% | 53.78% | 13.64% |
| 体重3位 | 17.06% | 35.34% | 52.73% | 13.20% |
| 体重4位 | 16.57% | 33.98% | 51.55% | 13.96% |
| 体重5位 | 14.71% | 31.15% | 48.16% | 15.63% |
| 体重6位 | 12.28% | 27.22% | 42.87% | 19.33% |
3連対率で見ると、体重2位が53.78%、体重3位が52.73%、体重1位が50.86%となっています。
軽い側の選手が、上位着順に入りやすい傾向は確かに見えます。
一方で、最も軽い体重1位が、すべての面で一番安定しているわけではありません。
むしろ3連対率だけで見れば、体重2位・体重3位の方が高くなっています。
注目したいのは「体重1位の6着率」
今回、特に気になったのは、体重1位の6着率です。
体重1位は、1着率が19.82%と最も高い一方で、6着率も17.18%あります。
これは、体重2位の6着率13.64%、体重3位の6着率13.20%と比べると、やや高い数字です。
つまり、最軽量の選手は「勝ち切る力」が見えやすい一方で、必ずしも安定して上位に残るとは限らない、という見方もできます。
軽ければ軽いほど単純に有利、というより、最軽量には少し極端な結果が出やすいのかもしれません。
そして、この傾向が1月から5月まで、季節をまたいだデータの中でも見えている点は、なかなか面白いところです。
体重6位はかなり苦しい数字
一方で、体重6位、つまり出走メンバー内で最も体重が重い選手は、やや苦しい数字になっています。
体重6位の1着率は12.28%。6着率は19.33%でした。
1着率よりも6着率の方が高く、3連対率も42.87%にとどまっています。
もちろん、体重だけで選手の強さを判断することはできません。
ただ、統計上は、重い側の選手ほど上位着順に入る割合が下がり、下位着順の割合が高くなる傾向が見えました。
ただし「体重だけ」で舟券を決めるのは危険
ここまで見ると、体重が軽い選手を重視したくなります。
しかし、今回の結果をそのまま「軽い選手を買えばよい」と読むのは危険です。
体重には、他の要素が絡んでいる可能性があります。
- 男子選手・女子選手の違い
- 級別や勝率の違い
- 枠番の影響
- モーターの状態
- 展示気配
- 季節や気温によるコンディション
特にボートレースでは、枠番の影響が非常に大きいため、体重だけを単独で見て判断するのは早計です。
今回の結果は、あくまで「体重順と着順の関係を統計として眺めたもの」として見るのが良さそうです。
今回のまとめ
今回の集計では、体重が軽い側ほど上位着順に入りやすい傾向が見えました。
- 体重1位の1着率は19.82%
- 体重6位の1着率は12.28%
- 体重2位・3位は3連対率が高く、安定感がある
- 体重6位は1着率が低く、6着率が高い
- ただし、体重1位は6着率も17.18%とやや高い
軽い選手は確かに有利に見えます。
ただし、最軽量の選手が常に安定しているわけではなく、勝ち切る一方で沈むこともある、という点は覚えておきたいところです。
ボートレースにおける体重は、単独で舟券を決めるほどの絶対指標ではありません。
しかし、着順統計として見ると、軽い側の選手ほど上位に来やすい傾向は確かにあると言えそうです。
集計結果ファイルについて
今回の集計結果は、Excelファイルとしても確認できるようにしています。
体重順位ごとの着順割合や生起回数を確認したい方は、以下のファイルをご覧ください。
※今回の集計は、2026年1月から2026年5月までのデータをもとにしています。
※集計結果は、将来のレース結果や払戻を保証するものではありません。舟券の購入はご自身の判断でお願いいたします。

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