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【ボート君の研究】
競艇の予想印「◎◯△✕」は本当に当てになるのか?
着順統計で検証してみた

目次

競艇の予想印「◎◯△✕」は本当に当てになるのか?

競艇の出走表や予想情報では、選手ごとに ◎◯△✕ のような印が付けられていることがあります。

なんとなく、◎は本命、◯は対抗、△は次点、✕は押さえ、無印は評価低め、という印象はあります。

では実際のところ、これらの予想印はどの程度、着順に反映されているのでしょうか。

今回は、2026年1月〜4月のレースデータをもとに、予想印ごとの着順分布を集計してみました。

集計方法

今回の集計では、BOATRACE関連の出走情報に表示される予想印をもとに、各印が付いた艇の最終着順を集計しました。

対象期間は、2026年1月〜2026年4月です。

集計対象とした印は、以下の5分類です。

  • 無印

今回は、4か月分をまとめて集計するだけでなく、月ごとの集計結果も確認しています。

その結果、月によるバラつきは非常に小さく、2026年1月、2月、3月、4月のいずれにおいても、ほぼ同じ傾向が確認できました。

集計上のポイント

◎、◯、△、✕、無印の順に、1着率や3着内率が段階的に下がる傾向は、月ごとに見ても大きく崩れていませんでした。
つまり、たまたま特定の月だけに偏った結果ではなく、比較的安定した統計結果として見ることができそうです。

なお、無印については、1レース内に複数艇存在するため、◎◯△✕とは母数の扱いが少し異なります。

そのため、無印の結果を見る際には、単純な印付き艇との比較ではなく、「印が付かなかった艇全体の傾向」として見る必要があります。

総合集計結果

まず、2026年1月〜4月の総合集計結果です。

1着率 3着内率 平均着順
35.83% 75.21% 2.492
23.41% 65.54% 2.914
17.05% 56.98% 3.245
11.69% 46.66% 3.613
無印 6.69% 29.91% 4.271

この表だけでも、かなりはっきりとした傾向が見えます。

◎ → ◯ → △ → ✕ → 無印

この順に、1着率も3着内率も下がり、平均着順も悪化しています。

つまり、予想印は単なる飾りではなく、少なくとも着順期待をかなり素直に反映していると考えられます。

◎はやはり強い

最も注目すべきは、やはり◎です。

◎の1着率は、35.83%でした。

競艇は基本的に6艇で行われるため、単純に考えれば、1艇あたりの1着率は約16.7%です。

それに対して、◎の1着率は35.83%。
単純平均の2倍以上です。

さらに、3着内率も75.21%と高く、◎が付いた艇は、かなり高い確率で舟券圏内に入っていることが分かります。

◎の見方

◎は、単なる「一番強そうな印」ではなく、実際の着順にもかなり強く反映されていました。
少なくとも、◎を軽視するのは難しい結果です。

◯・△・✕も順序通りに差が出た

今回面白いのは、◎だけが強いわけではない点です。

◯、△、✕についても、かなり綺麗に差が出ています。

1着率 3着内率
23.41% 65.54%
17.05% 56.98%
11.69% 46.66%

◯は◎に次ぐ位置として、1着率23.41%、3着内率65.54%。

△は、1着率17.05%と、6艇レースの単純平均に近い数字です。
ただし、3着内率は56.98%あり、舟券圏内にはそれなりに絡んでいます。

✕は、1着率こそ11.69%まで下がりますが、3着内率は46.66%あります。

この結果を見る限り、✕は「完全な消し」ではなく、評価は低めだが、押さえ候補という位置づけに近い印だと考えられます。

無印はかなり苦しい

無印については、かなり明確に差が出ています。

無印の1着率は、6.69%
3着内率も、29.91%
平均着順は、4.271でした。

これは、かなり後方に寄った結果です。

もちろん、無印は1レースに複数艇存在するため、◎◯△✕とまったく同じ感覚で比較することはできません。

それでも、1艇単位で見た場合、無印の成績が明確に低いことは間違いありません。

無印にも意味がある

「印が付かない」という情報も、一定の予測情報として機能しているように見えます。
少なくとも今回の集計では、無印の艇は上位着順に入りにくい傾向がはっきり出ていました。

月ごとに見ても傾向は安定していた

今回の集計では、2026年1月〜4月の4か月分をまとめて確認しましたが、月ごとの結果も大きくは崩れていませんでした。

たとえば、◎の1着率や3着内率は、どの月でも高い水準を維持しています。

また、◯、△、✕についても、月ごとに多少の上下はあるものの、全体としては
◎ → ◯ → △ → ✕ → 無印
という順序が維持されていました。

これは、今回の結果を見るうえでかなり重要です。

もし特定の月だけで大きく偏った結果であれば、「たまたまではないか」という疑いが残ります。

しかし、月ごとのバラつきが小さいということは、予想印と着順の関係が、ある程度安定して現れている可能性が高いということです。

集計元データについて

今回の記事で使用した集計データは、Excelファイルとして公開しています。

公開ファイル

ファイル名:
boatkun_prediction_marks_stats_202601_202604.xlsx

内容:
2026年1月〜4月のレースデータをもとに、予想印「◎◯△✕」および無印ごとの着順分布を集計したExcelファイルです。

月ごとの集計結果と、4か月分をまとめた総合集計結果を収録しています。


集計元データをダウンロード

なお、本集計は、予想印と実際の着順との関係を見るためのものです。

予想印が上位着順にどの程度結びついているかを確認することはできますが、
そのまま舟券の回収率を示すものではありません。

舟券としての有効性については、オッズや買い目構成を含めた別途の検証が必要になります。

ただし「当たる」と「儲かる」は別問題

ここで注意したいのは、今回の集計で分かったのは、あくまで予想印と着順の関係だという点です。

つまり、

◎は実際に上位着順に来やすい

ということは言えそうです。

しかし、

◎を買えば儲かる

とは、まだ言えません。

なぜなら、舟券の収益性にはオッズが絡むからです。

多くの人が◎を信頼して買えば、当然オッズは下がります。
そのため、的中率が高くても、回収率が高いとは限りません。

今回分かったこと

予想印は、着順予測としてはかなり機能しているように見えます。
ただし、それがそのまま舟券の利益につながるかどうかは、別途検証が必要です。

まとめ

今回の集計では、競艇の予想印「◎◯△✕」と着順の関係を確認しました。

結果としては、かなり素直な傾向が出ています。

  • ◎は1着率、3着内率ともに高い
  • ◯、△、✕も順序通りに成績が下がる
  • 無印は明確に上位着順へ入りにくい
  • 月ごとのバラつきも小さく、結果は比較的安定している
  • ただし、着順予測と回収率は別問題

予想印は、思った以上にちゃんと機能していました。

少なくとも今回の集計を見る限り、◎◯△✕は単なる雰囲気ではなく、着順期待を表す情報として一定の意味を持っていると考えられます。

ただし、舟券で重要なのは、最終的には回収率です。

次に気になるのは、これらの予想印を実際の舟券購入に落とし込んだ場合、どのような結果になるのかという点です。

◎は強い。

では、◎を買えば勝てるのか。

このあたりは、今後さらに検証してみたいと思います。

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